LGBTの講座に行ってきました。
あらためましてこんにちは。SDGsHelloWork代表の岸本です。
いわゆるマイノリティの方々との付き合いは多いのですが、LGBTの方々はあまりご縁がありません。
ということでLGBT講座に行ってまいりました。
忘れないように重要なことをnoteいたします。
まず、LGBTの方、私はあまりお会いしたことがないと言いましたが、実はお会いしているのです。
「株式会社 LGBT 総合研究所(博報堂DYグループ)」の、全国20歳から69歳の個人42万8,036名、有効回答者が34万7,816名の調査結果によりますと、日本では、LGBT・性的少数者は全体の約10.0%という結果です。
AB型の人や左利きの人と同様、必ず出会っていることになります。
ではなぜ知らないのか?
それは、カミングアウトする方が少ないからです。
T:トランスジェンダーの方は性自認が異なります。手術をして、男性は女性に、女性は男性へと姿を変えますから、外から見てもすぐわかります。
ただし、L:レズビアン、G:ゲイ、B:バイセクシュアルは性的志向を意味する言葉ですので、姿格好ではわかりません。
また、一般的にLGBTと呼びますが、単純に類型化できるものではありません。様々なグラデュエーションがあり、私の性も、あなたの性も世界に一つといってもいいかもしれません。
多くの方は、本当に信頼できる知人、友人にのみカミングアウトしているようです。
ここで重要なのは「カミングアウト」と「アウティング」の違い。
みなさんわかりますか。
もし誰かにカミングアウトされたからといって気軽にアウティングしないようご注意ください。
本人たちは、信頼しているからこそあなたにカミングアウトしたのです。それを不特定多数に「誰々さん、○○なんだって」と話してしまうのがアウティング。アウティングが原因で自殺してしまうことも実際にあります。
さて、日本では、手術をしなければ戸籍上の性を変えられませんが、諸外国のなかには、手術なしで戸籍変更できる国もあるそうです。
もし手術なしでの性の変更を望んでいる人がいるとすれば、体にメスを入れなくても済むのはいいことですよね。
と、自分のために記録しました。
私は男ですが、男のなかにもいろいろな男がいますから、他人に迷惑をかけない限りはどの人の性も大事に扱える社会になるといいですね。
SDGsHelloWork 代表 岸本貴久