特定技能12業種のうちビルクリーニング業について社労士・行政書士が詳しく紹介

2025.2.19

シリーズ第3弾、ビルクリーニング業について社労士目線、行政書士目線でみてまいります。ビルの清掃については、高所作業や煩雑な業務は別として、日本人の高齢者や、場合によっては障害者が多くを担ってくれていました。単純な業務ではありますがとても重要なお仕事です。

最近ではお掃除ロボットも見かけますが、外国人の働く姿もよく目にするようになりました。特定技能ビルクリーニングの受け入れはすすんでいくのでしょうか。

社労士が語るビルクリーニング業

さて、前段にて単純業務と書きましたが、その業界を覗いてみれば実際はそんなことはありません。

例えば、床・壁面清掃、天井面・照明器具・ブラインド清掃、エスカレータ・エレベータ清掃、外構・外回り清掃(フェンス、植え込み、U字溝、ゴミ集積所)、外装清掃(ガラス、外壁)、空調機清掃(冷暖房器具の給排気・フィルター)では、それぞれ手順も異なり一定の熟練を要します。

なぜこのような記述をしたかというと、単純作業という偏見によって、人が集めづらい、またモチベーションをあげづらいのがこの業種の特徴です。その解決方法として、しっかり研修・育成していくことが重要なのです。

また、ビルからビルへの移動時間、これが人件費を圧迫します。どのような配置を行うか、人事労務部の腕の見せ所でもあるのです。

行政書士が語るビルクリーニング業

さて、ビルクリーニングについては、今後、特定技能外国人が増えていくのではないでしょうか。サービス系の業種ほどの日本語能力は求められないため、筆者の周りでも多くの外国人が活躍しています。最初に仕事を覚えるのに時間がかかりますが、覚えてしまえば、若く元気なためたくさんの現場をこなしてくれる、という喜びの声を聞きます。

まとめ

特定技能ビルクリーニングですが、実はホテルのベッドメイキングも対応可能だとご存じですか。特定技能宿泊の場合は、フロント、企画・広報、接客など幅広く行うなかでのベッドメイキングが認められていますが、ベッドメイキングやホテル清掃に特化するのであれば、特定技能ビルクリーニングの方が、敷居が低いのです。

インバウンド需要が日増しに強まる中、宿泊施設での外国人の活躍を見る機会が増えていくでしょう。

ベッドメイキングやホテル清掃の人員確保にお困りの企業様や、ベッドメイキングやホテル清掃業務で特定技能外国人の採用を考えていらっしゃる企業様は社労士・行政書士が常駐する当NPO法人SDGs HelloWorkまでお気軽にご相談くださいませ。