特定技能外国人採用がお勧めの業種業界TOP3をご紹介!

2025.10.24

特定技能外国人の活躍がますます重要になってきました。特定非営利活動法人SDGsHelloWorkにもたくさんのお問い合わせをいただいています。弊社の場合、紹介料無料で対応しているため、外国の送り出し機関などへの金銭支払いができず、原則として各種SNSにて、外国人スタッフがメインとなって外国人材に声掛けをしています。実際の企業のニーズ、外国人材のニーズをともに肌で感じていますが、その中で、マッチング率が高いものを述べていきます。下記の3業種は、特定技能外国人の活躍がとりわけ見込まれるでしょう。

お勧めの業種業界TOP3

さて、下記は、あくまで特定非営利活動法人SDGsHelloWorkとして感じたことです。例えば、もともと技能実習の管理団体を母体として設立された登録支援機関だと答は変わってくるでしょう。皆さんの様々なご意見もいただければ嬉しいです。

外食業

いまや、多くの外食店で特定技能外国人を見るようになりました。一番恩恵を受けているのは、技能実習制度がなかった外食業界かと思います。筆者の経験でも、人手が足りないから店を閉めざるを得ない、というとある有名カフェフランチャイジーの社長がいました。利幅が薄いなか、店をフル稼働しなければ、なかなか土地建物の貸借料や水光熱費などの固定費が賄えず赤字となってしまいます。

逆に、特定技能外国人側からも飲食店は大人気なのです。技能実習で日本にやってきた外国人は、多くは工場での単純作業に就きます。もちろん、工場によって異なりますが、多くの場合は黙々と作業をこなす生活、なかなか日本人と話す機会はありません。華やかな雰囲気の飲食店で、接客することによって日本語のレベルも上達する飲食店は外国人に大人気なのです。

介護業

日本語を話せるという意味では、介護業も人気があります。企業側からすれば、おじいちゃん、おばあちゃんの話し相手になってくれるというのはありがたいことです。利用者であるおじいちゃん、おばあちゃんからしても話し相手になってくれる若い外国人はありがたいでしょう。とてもかわいがってくれます。特定技能外国人の側としても日本語レベルがぐんぐん上達するので人気があります。まさに三方よし、とてもうれしいですね。
介護業の場合は、母国の学校や送り出し機関が介護専門で教育をしてくれます。外国の人材ビジネスも、日本の介護人材ニーズを的確にとらえているのでしょう。ただし、紹介料も高い、という現実がありますが・・・。
外国人材の脱商品化を目指す特定非営利活動法人SDGsHelloWorkとしては、そこにでお金をいただかないように、冒頭で述べたように国内にいる特定技能介護人材をSNSでさがし、無料でご紹介しています。
もう一つの難点は、介護事業所は、利用者さんの毎日の記録が仕事として重要なのですが、外国人にはなかなか大変です。ここはAI翻訳ツールなどのデジタル化を待つことになるでしょう。

ビルメンテナンス業

今まで述べてきたように特定技能外国人はおしなべて日本語の習熟に熱心です。それもそうでしょう。彼らが日本で稼いでいくための一番重要なポイントは何よりも日本語能力なのですから。
飲食業や介護業に就くには、まだまだ日本語能力的に難しいという外国人材に意外と人気なのがビルメンテナンス業です。多くのマッチングを見てきました。2025年現在では、経済発展したベトナム人材の求職者は少ない傾向がみられ、逆にムスリムで食の禁忌があるため、飲食店を避けがちなインドネシア人などに人気があります。
まずはビルメンテナンス(ベッドメーキング含む)などで働きながら、日本語を学び次のステップを考える外国人材を多く見てきました。

まとめ

工場系は、もともとある技能実習制度での活用が多いようです。技能実習を行っている管理団体が登録支援機関も兼ね、技能実習から特定技能へと一貫して管理しています。技能実習は一部悪質な管理団体や企業が事件を起こしましたが、多くは良好な管理団体と企業です。外国人に対し理解のある企業で長く働ければ素晴らしいことですね。
特定非営利活動法人SDGsHelloWorkの立場で、特定技能外国人と相性のいい業種を述べてみました。ただ、特定産業分野とされた業種はどれも日本にとって重要な産業であり、日本人求職者が少ないために外国人材に担っていただいています。特定非営利活動法人SDGsHelloWorkとしても、すべての産業分野の人手不足および外国人材の定着を支援いたします。お気軽にどうぞお声がけください。

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